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Petreny
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ぺトレーニワイナリーについて ペトレーニ…

ぺトレーニワイナリーについて

ペトレーニ家の歴史とエゲルワイン地域の関係は何世紀も前にさかのぼります。文書によると、ペトレーニ家は1600年代初頭からぶどう栽培とワイン製造に従事してきました。
ワインに対する尊敬と愛情、良いワイン造りのための情熱は父から子へと受け継がれていきました。そして、ペトレーニ家で伝えられてきたワイン造りの伝統と知識はペトレーニ家にとどめておくのはもったいない。もっと多くの人に飲んでいただきたいという方向性に繋がっていきました。
そして2001年、ワイナリーとしてのペトレーニが設立され、何世紀にも渡ってきたワインの伝統と想いは、今もたくさんの人に愛され続けています。

「私たちは、本当に良いワインは、慎重な栽培によってできる高品質なぶどうからできると確信しています。成熟した健康的なブドウは、可能な限り純粋な条件下で、自然で伝統的な技術を使用して発酵されます。
ワインの製造は、伝統的なオーク樽と清潔で温度管理もしっかりされたワイナリーで造られています。私たちは、多くの消費者に、私たちのワインの果物味と、何世紀にも渡るこの土地の土壌、そして気候の風味を知っていただき、好きになってほしいと願っております。」
その他
エゲル
ワイナリー
Dula
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デュラワイナリーについて デュラワイナリ…

デュラワイナリーについて

デュラワイナリーの所有者、デュラ・ベンツェ博士は、先祖から受け継いだ農場を息子のアーロンと共に運営しています。
彼らは家名であるブランドと伝統を守ることを大事にしています。所有している畑は、エゲルで35ヘクタール、トカイで3ヘクタールです。
彼らのワインは美しく、低負荷で高品質を生み出します。彼らのワイン造りの哲学は簡単です。「自然で優しい技術は、ぶどうの香りと味の調和を生み出し、美しい風景、多様性、伝統の精神をワインから感じられる。」ということです。
デュラのワインを味わう人は誰でも、ちょっと幸せで、ちょっと魅了され、その瞬間を忘れないでしょう。
その他
エゲル
ワイナリー
EGER WINE REGION
エゲル地方
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エゲル地方 エゲルワイン地域 エゲルはハ…

エゲル地方

エゲルワイン地域

エゲルはハンガリーの歴史あるワイン産地の一つです。
ハンガリー北東部、ヘベシュ州(HevesMegye)のエグリブッカリャ(山脈)の南斜面に位置し、総面積22,160ヘクタール中の約6000ヘクタールがブドウ園となっております。
この地域の葡萄栽培とワイン文化は、約1,000年前までさかのぼり、昔からここに住む人々の生活に影響を与え続けています。

■岩盤、土壌

ワイン生産領域の岩盤のほとんどはリオライト・トゥファという500万年以上前の凝灰岩の層で覆われており、地表は粘土、石灰、粘板岩、ゼオライト、泥灰土、砂岩を豊富に含んだ硬質なこげ茶色の土壌(褐色土)です。

■気候

雨が少なく、ハンガリーでは最も乾燥していて寒いワイン地域の一つです。
エゲルの北側にはビュック山脈がそびえており、北から流れてくる寒気はある程度遮断はしていますが、それでもエゲルの冬は長く、年間を通して平均気温は低めです。
そのため、赤ワインのぶどう畑は主に南と南西に面した斜面で栽培されています。

年間降水量:  550-600ml
年間平均気温: 10.5 °C
年間日照時間: 1900-2000時間

■歴史

エゲル市は10世紀に設立され、ぶどう栽培の始まりは11世紀頃からだと考えられています。
ぶどうの生産とワインの貿易は16世紀に大きく発展しましたが、16世紀後半からトルコの支配により生産量が減少してしまいました。しかし、なくなった訳ではありません。ブドウ栽培はトルコ支配の間の91年間もずっと行われていました。
当時、この地域は白ワインが主に生産されていました。赤ワイン造りの技術とぶどう品種カダルカの導入は、トルコからハンガリーに逃れたラツ人(中世後期から近世にかけてのセルビア人の一般的な異名)によって紹介されました。
その後、赤ワインのぶどう品種はますます多く栽培され、一方で白ワインのぶどうの栽培が減少しました。
18世紀の初め頃、ぶどう栽培に規制が定められました。エゲルの畑を守るためにエゲル市の裁判官と評議会によって山岳警察が結成され、ぶどうの収穫日、日雇い労働者の賃金と労働時間などが決定されました。

フィロキセラまでの栽培方法としては、いくつかのぶどう品種を1つの領域の混合で栽培し、収穫も一緒にして処理していました。
しかし、1886年、フィロキセラはエゲルに襲来し、ぶどう畑の大部分は破壊され、その後はそれぞれの品種が別々のボードに植えられる栽培方法が般的になりました。
この時期にブルゴーニュ品種の栽培も始まりました。

■ブドウ品種

白ブドウ:イタリアン・リースリング、シャルドネ、ハーシュレベル、レアニカ
黒ブドウ:ケークフランコシュ、メルロ、カベルネフラン、ピノノワール、ポルトギーザー、カダルカ、カベルネソーヴィニョン

エグリビカヴェールとは
エゲルでもっとも有名なワインはエグリビカヴェールでしょう。
この赤ワインは数種類の黒ぶどうのブレンドによって造られています。
元々はカダルカをベースとしたものが主流でしたが、今日ではケークフランコシュがベースとなっているものが多いです。
エグリビカヴェールは1997年に導入された規制により、「11種類の伝統的なぶどう品種のうち3種類以上を含むもの。」と指定されました。
これはハンガリーで最初のDHC(フランスでいうAOC, イタリアでいうDOC)の作成となりました。
エゲルの
ワイナリー
HUMMEL
ハメル
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ドイツ人のワイン醸造家。ハンガリーの南、…

ドイツ人のワイン醸造家。ハンガリーの南、ヴィラーニのテロワールに惚れ込みこの地方で土地を購入しワイナリーを経営しています。自然派の作り方にこだわり、自国のドイツでも販売しています。

Gore

白ブドウを赤ワインと同じ製法で造っています。果皮や種も一緒に発酵させることによりオレンジのような特徴を持ったワインが生まれます。 柑橘系でオレンジのピールを思わせるような香りに、味わいもオレンジ特徴をもった味わいです。特徴的なワインですがすっきりとして、飲みやすくさわやかなアロマが口の中で広がります。

Furmint

自然な作り方で、あえてワイン生産中に細かい濾過をしません。この結果、ワインをグラスに注ぐと「濁り」みたいな見た目で、いろも少しオレンジがかかった感じです。「オレンジワイン」に近い味わいがあります。 フルミント特徴の上品な酸味とミネラル。フルボディーで、クリーミな構成。 フルーティーな香りに洋ナシ、パイナップル、ミカン

Pryxx Brut Nature White Sparkling

手摘み、自然発酵(タンクにて)。ビンに注入してから2回目の発酵後4年間瓶内熟成。 リースリングの特徴が表れる。細かい泡にミネラル、柑橘果実。バランスのいい、長くて深い余韻。

Pryxx Brut Nature Rose Sparkling

手摘み、自然発酵(タンクにて)。ビンに注入してから2回目の発酵後4年間瓶内熟成。 赤い熟成果実、細かい泡。フルーツと酸味、ミネラルの良いバランス。
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ヴィラーニ
ワイナリー
IPACS-SZABÓ
イパチサボー
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オーナー: Ipacs Szabó Is…

オーナー: Ipacs Szabó István(イパチサボー イシュトヴァン) 

ハンガリーの大学でワイン学を専攻し、卒業後、ヨーロッパ各国でワイナリーと研究機関で従事した後、カリフォルニアで先進のワイン造りを経験。現在、ヴィッラーニの大手ワイナリーヴィリアン社で生産最高責任者として従事。

自身のワイナリー、2ヘクタールを所有し、主にカベルネフランを栽培。ワイン造りのかける思いは半端なく良いワインを造るための労力を惜しまず、すべて手摘みで丁寧に収穫します。個人の小規模ワイナリーながら、毎年行われる、ハンガリーの最優秀ワインメーカーを選ぶ最も名誉ある大会Boraszok Boraszaで2014年以来、唯一の6年連続ハンガリーのトップ5ワイン生産者に選ばれています。

Naszut helyett 赤

ハンガリー語のナースートヘエット(NASZUT HELYETT)ですが、ナースート=新婚旅行 ヘエット=代わり、直訳で新婚旅行の代わりにです。実は生産者のイパチサボーさんが結婚した時、新婚旅行の為に貯めてあった資金をこのワインにつぎ込んで、新婚旅行に行けなかったので、このワインを「新婚旅行の代わりに」と名付けたそうです。 ブドウ園からの完成ワインまで細部に細心の注意を払っています。 発酵の前に、果実味と口当たりを改善するために、5〜7日間の冷浸抽出を行う必要があります。低温浸漬期間の後、「マスト」に酵母を入れし、30℃の最適発酵温度まで温めます。発酵は小ロット発酵槽で約10日間行われます。発酵中、1日3回、風味と色の抽出を高めます。 その後、ジュースをステンレス鋼発酵槽で一晩沈殿させます。翌日、新しいワインは軽い澱で樽詰めされ、一次発酵が終了し、マロラクティック発酵が行われます。15ヶ月間ワインを樽熟成させ、この時間中に2回澱引きします。ワインが十分熟したら、瓶詰めします。

Feher Franc 白フラン

意味は:「白いフラン」 その名の通りが白いフラン。黒ブドウのカベルネフランから作られた白ワイン。手間暇かけて、ブドウのジュースのみをプレス。そのほか赤ワインと同じ工程で作られるため、白ワイン特有の酸味が少なく、まろやか。赤ワインからタンニンを取ったような味わい。 ブドウは完熟時に摘み取り、果実は茎を取り除いた後、すぐに破砕します。スキンコンタクトはせずにフリーランジュースを収集します。 その後、ジュースはステンレス製の発酵槽で12〜20時間一晩沈殿し、発酵のためにクリーンジュースを使用します。酵母を入れ、22℃の最適な発酵温度まで温めます。発酵は樽で約15〜20日間行われます。 その後8ヶ月間ワインを樽熟成させ、この時間中に週に1回澱をかき混ぜます。

Inni jo 赤

Inni Jo の意味はinni=「飲む」jo=「良い」で「飲むことは良い」「飲んで良し」です。 ブドウ園から完成ワインまで細部に細心の注意を払っています。 発酵の前に、果実味と口当たりを改善するために、5〜7日間の冷浸抽出を行う必要があります。低温浸漬期間の後、「マスト」に酵母を入れし、30℃の最適発酵温度まで温めます。発酵は小ロット発酵槽で約10日間行われます。 発酵中、1日3回、風味と色の抽出を高めます。その後、ジュースをステンレス鋼発酵槽で一晩沈殿させます。翌日、新しいワインは軽い澱で樽詰めされ、一次発酵が終了し、マロラクティック発酵が行われます。 12ヶ月間ワインを樽熟成させ、この時間中に2回澱引きします。ワインが十分に熟成したら、瓶詰めする前にブレンドします。ブレンドに含まれるカベルネフランは68%、ケフランコスは32%です。
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ヴィラーニ
ワイナリー
VYLYAN
ヴィリアン
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ヴィリアンワイナリーについて ワイナリー…

ヴィリアンワイナリーについて

ワイナリーの長は夫と一緒にワイナリーを立ち上げ、2004年に予期せぬ事故での夫の死後、経営を引き継ぎモニカ・デブレツェニです。エコノミスト、国際WSETワインアカデミー(Wine and Spirit Education Trust、ロンドン)のメンバー。
テクニカルディレクター兼ワインメーカーはイパチサボー イシュトヴァン(Ipacs Szabo Istvan)でヴィリアンワイナリーのチーフワインメーカーであり、素晴らしいプロのチームの中でワイナリーの日常業務を担当しています。

私たちの理念

ワインの品質はブドウの品質によって大きく左右されます。家を建てるときでもしっかりとした基礎が重要なことと同じで、最高品質のワインは優れたブドウからのみ作ることができます。 私たちは自然、お互い、そして自分自身を信じ、すべての知識と信念をワインづくりに注いでいます。私たちの最大の目標は最高のワインを作ることです。そして私たちがお互いの信頼に大きな価値があり、最高の知識はVylyanラベルが付いたワインのを裏付けし、保証しています。私たちは心、愛を注ぎ込み、それが私たちのワインを飲む方にも伝わると信じています。

数々の受賞:

ミシェル・ベタンによると、ヴィリアン・ピノ・ノワール1999は、ブルゴーニュ以外では最高のピノ・ノワールと評しました。 また、ヴィリアンワイナリーは、最も影響力のあるフランスのワイン評論家Bettaneand Desseauveが編集した「The World’s Greatest Wines」の世界最高のワイナリーに選ばれました。 ピノ・ノワール2004は、2006年にロンドンで開催されたDECANTER World Wine Awardsで、中東ヨーロッパのワイン(7か国)の地域トロフィーを獲得しました。 他にも、ハンガリーでは2008年、デンマークでは2008年に「ワイナリーオブザイヤー」を受賞しています。
その他
ヴィラーニ
ワイナリー
VILLÁNY WINE REGION
ヴィラーニ地方
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ヴィラーニ パンノン地方 ヴィッラーニ …

ヴィラーニ パンノン地方

ヴィッラーニ Villany

クロアチア国境近くのハンガリー最南端の産地で、北緯46度の線に沿ってボルドー北部地域とほぼ同緯度にあるワイン産地。
ハンガリーの他の地域に先駆けて小さなワイン生産者がワインの瓶詰めを始め、また、外国からの投資を受け入れ、ワインに対する適正な価格を達成し、極めて夕ンニンの豊富な赤ワインのスタイルを発達させた。

■歴史

1960年代に大規模植樹の準備で深く耕した際に、ローマ時代より更に遡る新石器時代から鉄器時代にかけて入植したケルト族がブドウ栽培を行っていたことがわかった。
ハンガリー王国初期のブドウ栽培は、ペーチにあるペーチヴァラード大修道院設立憲章に記述が残されている。
オスマン支配終焉後、セルビア人によりカダルカがもたらされ、1740年になると勤勉なドイツ人入植者により進歩的な農業のノウハウとドイツのブドウ品種“ケークオポルト(ポルトギーザードがもたらされた。
1854年生まれのジグモンド・テレキは、フィロキセラに対抗できる台木を開発した功労者である。

■気候風土

大陸性気候と地中海性気候が混ざり、夏は暑く冬は温和。年間降雨量は600~650m mで、基本的には乾燥地帯である。
土壌は石灰岩、白雲石、アドービ粘土黄土、褐色土壌。

■主要ブドウ品種

カベルネ・フラン、ポルトギーザー、ケークフランコシュ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、オラスリズリング、ハールシュレヴェリュ、シヤルドネ

■ワイン生産量(2017年現在)

ワイン産地の面積5,820ha、栽培面積2,519ha、収穫量168,179hl、ワイン生産量103,919hl。
ヴィラーニの
ワイナリー
SERPENS
セルペンス
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オーナー:Zsurki Sándor(ジ…

オーナー:Zsurki Sándor(ジュルキ シャンドル)

祖父、父親と代々、トカイワイン生産に携わっているワイナリーのオーナーです。ジュルキさん自身も1997年にトカイ・トレーディング・ハウスで仕事を始め、その後3社のワイン生産の責任者の経験を経て、祖父から受け継いだ古くからの農園でワインの生産を行っています。

SOMOS

房ごと、プレスしたのち3-4週間、225Lと300Lのオーク樽で発酵。

TOKAJ DRY

ハールシュレヴェリュはボドログオラスィ・ショモシュ畑から、 マスカットとフルミントはキラーイヘジ畑から収穫。 晴天のおかげで収穫が例年より少し早く、8月の下旬ごろからマスカットで始まり、8日後にハールシュレヴェリュ、その数日後にはフルミントの収穫も行われました。 完全に健康な房だけを使用しマスカットはごく短期間果皮一緒に醸し、ハールシュレヴェリュ、とフルミントプレスし果汁を醸しています。 発酵は16-18°でスチールタンク。

TOKAJ SWEET

キラーイヘジ畑から収穫されたフルミント100%で造られました。 2018年は天候に恵まれ最高なビンテージの一つとなりました。11月上旬に葡萄は良く熟れて糖度は非常に高くなりました。 この時すでに、貴腐菌が付着し糖度と味わいに変化が現れました。 貴腐葡萄は短期間醸されたのちにプレスされ、ステンレスタンクで16-18℃で発酵。発酵は糖度を残すために途中で止められています。
その他
トカイ
ワイナリー
BOTT
ボット
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ユディットとヨセフ奥さんのユディット、ご…

ユディットとヨセフ

奥さんのユディット、ご主人のジョセフのボット夫妻で営むワイナリーです。
ユディットはフェルビデク(第一次世界大戦前は北部ハンガリーとして知られており、現在この地域はスロバキアに属します)で生まれました。そこで農業大学に通い、美術史を研究した後の夫ヨセフと出会いました。2000年からしばらくハンガリーのトカイに滞在し、ある種のインスピレーションを感じ、トカイでのワインづくりを始めました。 Bottワイナリーのワインづくりは化学物質を使用せず、ワインはオーク樽で自発的に発酵させます。 最高品質のワインを造るために同じ価値観と信念を持つ周りの人々を集め一緒に努力し続けています。 Bottワイナリーはこの地域の比較的新しい新参者であり、生産量が非常に少ないにもかかわらず、ボットのワインが国内および国際的に高い評価を受けています。
ユディットは2007年に設立されたハンガリーの権威あるワイン生産者の大会「A BORÁSZOK BORÁSZA(ワイン作りの中のワイン作り) 」=ハンガリーのワイン生産者が最高のワイン生産者を選ぶ大会、で2015年から4年連続のファイナりスト。また、オーストリアの農業大学でもワイン造りの講座を受け持つスペシャリストです。
また最近、Treasures on the VineのハンガリーのTokaj Hiddenに関するNew York Timesの記事で取り上げられました。

BOTTのワインづくり

ボットのワイン造りの特徴はブドウ造りへの情熱と厳密な収穫です。ブドウ畑でもワイン製造でも、オーガニックワインの生産をしています。 ブドウ畑では化学薬品、農薬、化学肥料を使わずに最小限の介入で、収穫後は220リットルのオーク樽で天然酵母を使ってワインをゆっくり(6~8週間)と発酵させます。ワインは7~10ヵ月間熟成され、ボットではその間ほとんど手をかけず、ワインが最高の状態になるまでねかせます。
出来上がったワインはその畑ごとの個性あふれるテロワールを見事に表現しています。

BOTTワイナリーの哲学

私たちの主な目標は、ワインのバランスと優雅さを見つけることです。 品種や異なるブドウ園のブドウを混ぜて完璧なトカイのワインを作るべきかどうかは、まだ議論中です。 ブドウ園の土壌にはいくつかの違いがあり、また、ワインにもさまざまな香りと香りがあります。 現時点では、私たちはブドウ畑の経験から学び、収集する準備ができていますが、それらの間のこれらの多様性を評価する準備はまだできていません。 私たちは今までそうすることができなかったかもしれませんがおそらく、それは私たちの世代で成しえないかもしれません。今は楽観的な考え方に基づく中期計画しかありません。現時点ではそれ以上長くすることはできません。 私たちの最近の目標は、次の世代のために家族のために長期にわたる堅実な基盤を提供するために、できる限りブドウ畑を知ることです。 それを達成するために、単一のブドウ園からたった1バレルのワインしか手に入らなくてもかまいませんと思っています。
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トカイ
ワイナリー
TOKAJ HÉTSZŐLŐ
ヘートソーロー
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トカイヘートソーロートカイ「ヘートソーロ…

トカイヘートソーロー

トカイ「ヘートソーローワイナリー」はトカイ山の南斜面、トカイ・ヘジャリア地区に55ヘクタールのブドウ畑を所有しています。ハンガリー語でHétは7、Szőlőはブドウを意味し、その名の通りブドウ園は7つの区画に分かれています。1502年にガライ家によって7つのもっとも優れた畑が購入され、最高のブドウを所有し、王室御用地でもありました。その後も著名な王侯貴族の所有地となり、のちにほぼ2世紀にわたりオーストリア・ハンガリー帝国、王室の所有地になるなど長い歴史を経て現在に至ります。

オーガニックワイン

その長いトカイヘートソーローワイナリーの歴史の中でも、最も注目されるのは人口肥料や除草剤や殺虫剤も過去に一度も使用していないことです。現在でも、55ヘクタールのブドウ園すべてで、厳密に有機栽培がおこなわれています。具体的には亜硫酸塩など酸化防止剤の使用制限。人口肥料、除草剤の使用禁止。天然酵母による自然発酵などです。

ユニークなテロワール

トカイへートソーローのブドウ畑は、1772年以来格付けが最高のブドウ畑に分類されています。黄土の厚い層で覆われた火山岩の上に座って、ブドウ畑は南向きの丘の中腹の55ヘクタールをカバーしています。ティサ川とボドログ川の合流点は、ボトリティスシネレアの開発に特に有利な気候を作り出し、これにより、高貴な「貴腐」が引き起こされます。 有機栽培法を使用して土壌を保護し、ブドウ園を管理しています。ブドウの木の大部分はフルミント品種(73%)で、他にはハールシュレヴェリュ(18%)、コヴェルソロ(5%)、マスカット(2%)順で栽培しています。
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トカイ
ワイナリー
TOKAJ WINE REGION
トカイ地方
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トカイ ワインの産地と特徴 トカイ地方 …

トカイワイン

トカイ ワインの産地と特徴

トカイ地方

プロフィール:
首都ブダペストの北東230kmに位置し、北端はスロヴァキア国境と接する。
2002年、スロヴァキアとウクライナの国境に近いハンガリー北東部に位置するトカイの山裾に広がる地域一帯がユネスコの世界遺産に登録された。現在、27の町と村から構成され、人口は74,000人。

■歴史

仏王ルイ14世が「王のワインにしてワインの王皿称したという逸話が有名なトカイワインは、16世紀から、他にもビョードル大帝や女帝エカテリーナ、マリアテレジアなど、多くのヨーロッパの王侯貴族に愛されてきた。
その産地トカイ・ヘジャリアTokaj-hegyalja(2017年現在はトカイ)は、土地の等級と目照の程度によって世界で最初にブドゥ畑が格付けされたワイン産地であり、(Johnson and Robinson2013年:258/訳2014:258)。1716年のイタリア・キャンティ(Chianti)、1737年のトカイ、1756年のポルトガル・(Porto)が、世界でもいち早く原産地呼称統制を導入地域である。

[トカイワインの原産地呼称をめぐる問題]

1.アルザスのトカイ・ピノ・グリとイタリアのトカイ・フリウフリウラーノ
 →2007年4月以降トカイという産地名の表記が禁じられた。

2.1920年トリアノン条約により領土の3分の2を失い、トカイ産地4,700haのうち175haが、新たに誕生したチェコスロヴァキア(現在のスロヴァキア)に割譲された。スロヴァキア国内でのトカイという産地名の使用について長年 に渡り協議されてきたが、2012年欧州司法裁判所はハンガリーとスロヴァキア両国でのトカイの原産地呼称の使用を認め、ハンガリーの不服申し立ても、2013年2月に却下された。

現在スロヴァキアでトカイと名乗れる産地名はKistoronyaとSziliskeという畑名の2つ。

(参考文献:2017年1月の神奈川大学による研究ノートのWEBページ http:klibredb.lib.kanagawa-u.ac.jp/dspace/bitstre/am/10487/14364/1/52-%281.2%29-05.pdf)

■気候風土

ゼンプレーン山脈の丘陵地帯の麓では年間平均気温は9~10℃、7月には21℃、1月にはマイナス3℃、丘陵地隊
南南東斜面の年間平均気温は13℃。年間降水量は500~700mmで、夏の早い時期に降水は集中する。
1500万年前から600万年かけて火山活動によって作り上げられた土壌は流紋岩、安山岩質凝灰岩、黄土が中心で、この地質の影響により、極めて個性豊かなワインが造られる。この地域の最南端にそびえる成層大山のトカイ山の 麓がボドログ川とティサ川の合流点で、タルツァル、マード、シャーロシュパタク、シャートラルウーイヘイなどのブドウ畑が広がる。

地形と気候の影響により、秋の日夜の寒暖差に起ち上がる霧が貴腐菌(ボトリティス菌)を発生させ、世界三大貴腐ワインの一つであるトカイワインは生まれる。

■ワイン生産量(2017年現在)

産地の面積11,941ha、栽培面積5,768ha、収穫量268,267、ワイン生産量165,420hl。

■主要ブドウ品種

フルミント、ハールシュレヴェリュ、シャールガムシュコタイ

トカイワインの等級について

2013年にワイン法が改定され、現在の等級分けは以下の通り。

エッセンシア:貴腐ぶどうのフリーランジュースからのみ造られ、残糖度が450g/l以上のもの。

アス-・エッセンシア:以前はアスーの6プットニョシュを超える残糖度のあるもの(180g/l)がこのカテゴリーに当てはめられたが、この等級は2013年に廃止された。現在、等級としてはアス-のカテゴリーとなり、生産者の自由でラベルに残糖度が(例えば220g/lと記載されるが、これは義務ではない。

トカイ・アス-:2013年にワイン法が改定され、以前は残糖度に応じて、3プットニョシュ(残糖度60g以上)から6プットニョシュ(残糖度150g以上)まで等級分けがされたが、改定後、3プットニョシュ、4プットニョシュのカテゴリーは廃止され、残糖度が120g以上のものが“トカイ・アスー"となり、5プットニョシュ、6プットニョシュとラベルに記載することは義務ではなくなった。
ただし生産者が6プットニョシュと記載する際には残糖度は150g以上なくてはならない。なお、義務ではないが、裏ラベルに正確な残糖度を記載することが出来る。
アスーワインを市場にリリースできるのは、収穫年から3年後の1月1日以降となり、樽熟成と瓶熟成を合わせて3年は変わらずだが、樽熟成の期間は最低2年から18ヵ月となった。

数値的な最低基準:総酸度:6g/l、アルコール度数9%、抽出物35g/l

サモロドニ Szamorodni:とは、“自然のままに”という意味のスラブ語で、エッセンシアやアスー用のブドウの収穫は一粒ずつ摘み取るのに対し、他国の貴腐ワイン産地と同様に、房ごと収穫したブドウを醸造して造られる。
ブドウの状態(貴腐の割合による)によって辛口になったり甘口になったりする。辛口のワインはサーラズSzarazと表記し、甘口のものはもエーデシュEdes表記する。 残糖度が30g/l以上のものがサモロドニ・スイート(甘口)となる。

フォルディターシュForditis:アスー用ワインの二番搾りの果汁にマストを加えて再発酵、熟成させたワイン。

マースラーシュMaslis:英語の“コピー"の意昧。アスー、またはフォルディターシユ用のワインの搾り澱に、 マストないしはワインを注ぎ、再発酵、熟成させたもの。

トカイ・ワインの品質区分と残糖分

サモロドニSzamorodni                 
ワイン品質区分最低残糖分熟成期間
サーラズSzaraz(辛口)9g/l以下辛口最低2年(樽熟成 1年)
エーデシュedes(甘口)45g/l以上(甘口)最低2年(樽熟成 1年)
アス一Aszu                  
ワイン品質区分最低残糖分熟成期間
アスーAszu120g/l以上樽熟成18ヵ月
エツセンシアEsszencia樽熟成18ヵ月
その他:
マースラーシュMaslas
フォルディターシュForditas
どちらも辛口と甘口かある 9g/l以下(辛口) 45g以上(甘口) 最低2年(樽熟成 1年)
トカイの
ワイナリー